新卒採用セミナー
今日、会社で仕事をしていると部長にぽんと肩を叩かれ、今年もよろしくといってまたこの仕事が回ってきました。もう完全に部長にロックオンされている模様。
実は今の部署に移ってから毎年人事の採用活動のお手伝いをしています。これで3年連続。
ウチの会社に興味のある学生をホテルのホールなどに30~60人ぐらい集め、その前で先輩エンジニアとして学生の質疑応答に答えるという形式。
もちろん、質問には本当のことを答えます。
でも何でもそうですが自分が一生懸命打ち込んでいる仕事の話となるとどうしても熱も入るし多少大げさに話してしまいますが...
そして学生の夢と希望を打ち砕かないように(?)多少(いや、かなり)オブラートに包んだ表現をしてみたりすることもあります。これも一応仕事なので。
大体学生のしてくる質問はいつも決まっていて、
仕事のやりがいや苦労話・失敗談
残業はどうなのか?
給料はどうなのか?
休みの日は何をしているのか?
大学で勉強していることは役に立つのか?
といった質問は必ずあります。
就職活動する人間の不安って大体共通してるんですよね。
何回もやっているのでどう答えるかも大体準備できてます。
もちろん、たまに変わったことを聞いてくる学生も居ますけどね。
学生とこうして交流することは楽しいし、良い経験&気分転換にもなるのでウエルカムなのですが今年は最初は断ろうかなと思いました。エンジニアから別の業界に移ろうと考えているのに学生に対して熱く語るような資格はないような気がしたので。
ただ、よく考えると自分の中では今はエンジニアという仕事を「嫌になってやめる」いう感覚ではなく「そろそろ卒業する」という感覚に近い。
とすればモノづくりの道に進みたいという学生たちに自分の経験や感じたことを話するのは悪いことではないなと思いやっぱり受けることにしました。といってもそんないい話を話せるほど偉くはないんですけどね...
まぁ、なんで「そろそろ卒業かな」と思うようになったかは話が長いのでまたいつか書くことにしましょう。
ちなみに、僕が学生の頃就職活動の時に不安に思ったことは
新しいモノ(商品)を創り出す創造的な仕事に携われるかどうか?
の一点だけでした。給料とか休日とかぜ~んぜん頭になかったです(笑)
学生の頃はは純粋というよりも単純だったなぁ...
まぁ文字通りお子様だったのかもしれませんね。