NEC LaVie LL550/Lの分解
昨日の夜、久しぶりにパソコンを分解しました。
別に分解マニアではなく師匠のサロンのパソコンが起動不能となりその復旧の為です。
症状はWindowsの起動途中でエラーが出て起動不能。
セーフモードで起動しても同じ。
リカバリーをで直る事は予想できますがそうすると中のデータともサヨナラになってしまいます。
こういうとき業者や玄人の人はどうするのか分かりませんが僕の場合ハードディスクを取り出して外付け用ケースに入れてデータを取り出すという方法しか思い浮かびませんでした。
幸い、今回の患者のNEC LaVie LL550はパッと見た感じ非常にシンプルな作り。
簡単にハードディスクは取り出せるだろうと予想して分解を始めました。
Macのようにバラシ記事はネット上にはなさそう。探してないですけど多分無いでしょう。
ということで、おそらく参考にする人は一人もいないと思いますがバラシ記事といきますね♪
※分解する前にはできるだけ綿100%の服に着替えて水道管でも触って自分を放電しておきましょう。静電気は大敵です。
まず、底面のビスを外します。底面には隠しビスはありません。
メモリ増設用の蓋も一応開けて内部にビスがないかを確認。
こちらにはビスがありませんでした。
これで外周の爪をパチパチと外していけばパームレストが外れる…と思ったら外れませんでした。どうもまだどこかでビスが止まっている様子。
しばらく悩みましたがどうもキーボードの上のパーツがふかふかして爪ではめ込んでいるように感じます。もしやと思いエイッと引きはがすとビスが出て来ました。
こうなればもう終わったも同然。
ビス、基盤、キーボードと外していきます。
キーボードを外すときはフレキシブルケーブルを丁寧に扱いましょう。
キーボードのコネクタの横にはパームレストとマザーボードをつなぐケーブルも刺さっているのでこちらも忘れずに抜いておくこと。
忘れるとパームレストを外したときにケーブルを切ってしまう恐れがあります。
そうしてパームレストを外すと内部とご対面♪
中身は非常にシンプルな作りです。ハードディスクも簡単に取り外せました。
ハードディスクの中身は無事で特にトラブルなく別のパソコンにデータをバックアップ。再び組み立てて分解手術は終了。
あとはリカバリーをかけて元気に起動するようになりました。
しかし…何故かWindowsアップデートをかけてからインターネットに接続不能になりました。う~ん、原因不明。どうしたものやら悩み中です。
それはさておき、今回NECのパソコンを分解してみて感動したことはビスの長さが全て同じだったということ。
これは結構すごいことです。
Macなんて恐ろしいほどビスの長さがバラバラでしたからね。
VAIO設計してるときもビスの長さは統一しようと努力してましたがどうしても成り立たない部分があり統一できない場合が多かったです。
多くの場合デザインを優先したことが原因。
そう考えると今回のパソコンはデザインよりもコスト重視だからこそできた設計だとは思います。
が、それでもいろいろと工夫は必要だったはずでいやはや天晴れな設計です。
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