アイアンマンジャパン2008道中記その3~レース前編

前日まで雨が降ったり止んだりでしたがレース当日の朝は曇り。
天候も回復してくるそうで、涼しくてまずまずのコンディションだったと思います。
ウェットスーツはロングジョンを選択。
周りを見るとフルスーツの人が多かったので失敗したかなと思ったのですが海に入ってみるとそんなに寒くなかったので一安心。
今回は参加者が900人弱で今まで僕が参加した中では一番多かったです。
そのためか分かりませんがスイムスタートしてからず~っと周りに人がいて非常に泳ぎにくかったです。
1周目の終わり頃に頭をどつかれて右のゴーグルに浸水。
コンタクトした目に海水が入ったまま放っておくと目が大変なことになるのは何回か経験しているので、目をギュッとつぶって折り返し地点まで我慢。
折り返しで一旦陸に上がるのでそこでゴーグルをなおして再び海へ。
幸いにも目は大丈夫そう。
海は去年ほど穏やかではありませんでしたが泳ぎにくいほどでもありませんでした。
人が多かったというのしか記憶に残ってません。
スイムを上がった時点でのタイムは1時間5分。去年とほぼ同タイム。
去年は海がもっと穏やかだったことを考えればよく頑張った方かもしれませんが1時間ちょうどぐらいを考えていたのでそれには遠く及ばず。
まぁ、その時はバイクで挽回すればいいと簡単に考えていたのですがなかなかそうはいきませんでした。
バイクで走り始めて10km地点ぐらいでサドルの下に巻き付けたスペアタイヤの固定がゆるむというトラブルが発生。
ちょうど自分と同じペースで走る人達と集団になり、そこに付いていきたかったのですが…
ペダリングすると太ももに当たって気になるし走行中に落ちたら後続の選手が落車するかもしれません。
ということで一旦止まってスペアタイヤを外しウェアのポケットへ。
これで数分のロスです。もったいない。
で、ここで少し焦ってしまったようです。
さっきの人達に追いつこうと考えて前半から少し早めのペースで走ってしまいました。
最近バイクに自信がついてきたという事もあったのですがこれがまずかった。
80km地点あたりで最初に離れた人達に追いついてホッとしたのですが…
そのあと急に疲れが出ると同時に腰が痛くなりはじめスピードが維持できなくなってしまいました。
ちょうどトイレにも行きたかったので腰のストレッチもかねてちょっとトイレ休憩。
これでまた数分のロスです。
しかしこれで完全に集中力が切れますます走れなくなりました。
残りまだ80kmぐらい。このまま終わってしまうのか??
つづく

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