ヒザの痛みを考えよう~変形性膝関節症

膝が痛くて病院でレントゲンを撮ってもらうと軟骨が減少していて変形性膝関節症といわれることがあります。
原因は運動などで酷使しすぎだとか老化といわれることが多いようです。
すり減ったものは戻らないということで、安静にして痛み止めや電気を流すといった治療が行われることが多いのではないでしょうか?
ところが、実際は軟骨が減っていくのは使いすぎて摩擦ですり減っているのではないことが最近分かってきました。例えばスポーツ選手などの関節を酷使している人でもこの症状の発生率は変わらないという事実からも裏付けられます。
ではどうなっているのかというと、軟骨への酸素・栄養分の供給がうまくいいかず軟骨細胞が酸欠で死滅して減少しているのです!
軟骨には血管がないので酸素などは血液の変わりに関節液(関節の中を満たしている液)から供給されます。
なので十分な酸素や栄養を軟骨に与えるためには関節液が適切に循環し常にフレッシュな状態になる必要があります。
そして、その関節液を循環させるのは他でもない関節の動きです。
つまり、関節を動かさないと軟骨がドンドンと酸欠になって軟骨細胞が死滅していってしまうのです。
ですので、軟骨が減っていますねと診断されたら痛いから安静にではなくて積極的に関節を動かして関節液の循環を活性化させてあげなければならないのです。
それを安静にして動かさなくなると
痛い→動かさない→軟骨が減る→さらに痛い…
という悪循環に陥りどんどんと悪化していきます。
じつはこれは膝以外でも全ての関節に言えることです。
関節は動かさないと動かないようになってくるということです。
怖いですね。
では、次回はどういうことをすればよいのかの話をしますね。
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