GARMIN ForeAthlete 305のインプレッション:ハード編
先週ゲッとしたGARMIN ForeAthlete 305。
ヒザの話は一休みでこいつを一週間ほど使ってみての感想など書いてみようかと。
まずはハード的なことから。
そのごつい外観には慣れたものの一見すると戦隊シリーズのヒーローが付けてそうなデザインであることに変わりはない。
ボタンを押すと変身できそう(笑)
で、そのボタンが押しづらい。
側面には5つのボタンがあるのだが防水のためにボタン全体が薄いラバーで覆われている。
このラバーが硬すぎるのかスイッチの感触の実力なのか分からないがとにかく押すのに力がいる。
とっさに押したいときに押しにくいし沢山押していると指が痛くなる。
でも、それよりも正面のある2つのボタンのレイアウトが最悪。
なんと「計測をスタート/ストップするボタン」と「ラップをとるボタン」が二つ仲良く並んでるではないか!
実際、走りながらラップを取ろうとパッとボタンを押すと実は計測を止めていたという悲しいことが何度か起こる。
これでは例え慣れたとしても必死で走っているときなどは押し間違える可能性が高い。
せめてボタンの大きさや高さを変えるとか一工夫して欲しかった。
だって、ラップの押し間違えは致命的ではないけど計測をストップしてしまっては致命的でしょう。それ以降のデータが全て取れなくなるんだから…
あと、充電・データ送受信用の端子がむき出しなのも少し気になる。
腕に付けると肌に端子部が密着するので汗などで腐食が起こらないかちょっと心配。
もちろんテストはしてると思うが…
一方で重量77gとごつい割には軽い。
前使っていたのPolarのS720は58gだったので20gも重くなっているが走っていても気にならない。
液晶の大きさは面積的にはあまり差がないように感じるが表示内容を自由に設定できる分ForeAthlete 305の方が使い勝手はよい。
という感じで、ハード的にはちょっと辛口評価です。
まぁ、こういう機器に普通の時計ほどの外観を望むほうが間違っているのかもしれませんが…
ただ、デザインは譲ってもボタンのレイアウト・感触の悪さは特筆モノです。防水性なども考慮してのことだとは思いますがこの値段でこれは悲しすぎますね。
ですが、ソフト的な機能は素晴らしい。
練習に行くのが楽しくなるぐらい。
だからこそハードの完成度の低さが余計に目立つのかもしれませんね。
そんなソフト面でのお話はまた明日。