筋肉痛を早く治すには?~其の三

治す方法の前に予防は出来ないのかという話があります。
最初から予防できていればそんなに気にしなくてもいいですよね?
一般的に言われるのが十分なウォーミングアップを行うことなどといわれますがハッキリ言って何をやっても普段使っていない筋肉を急に激しく使うと筋肉痛になります。
私の経験からいうと一番効果のある予防策は普段から体を動かす以外にありません。
ただ、それでも完璧ではなく、普段から体を動かしていてもその負荷を大幅に超える負荷が加わると筋肉痛になってしまいます。
日頃から全ての筋肉を全ての可動域でハードに動かしていればそうそう筋肉痛にななら無いと思いますがそれは非現実的ですよね。
ということで前置きが長くなりましたが運動後のケアで筋肉痛をすこしでも抑え早く回復する方法に入っていきましょう。方法は二つ。どちらも私の経験によるものなので科学的根拠は乏しいことを先に断っておきます。
1.交代浴
良い名前が浮かばないのでそういっていますがようは冷たい水とぬくいお湯の中に交互のカラダをつけるということです。
これは激しく運動して筋肉痛になりそうと感じたときにやるのが一番よいです。
ですので運動したその日の夜などにやると次の日にひどい筋肉痛になりにくいです。
また、筋肉痛になってからやっても回復が早いように感じます。
具体的なやりかたは
1.冷水に入る。時間は冷たさになれるまで。1~2分ぐらい
2.すぐに温水に入る。時間は温かさになれるまで。こちらも1~2分ぐらい
これを数セット繰り返すと徐々に冷水につけても温水につけてもあまり差を感じなくなってきます。言葉で言うのは難しいですがちがう温度に変わった瞬間にくる嫌な感じがなくなるという感じです。
ここまでいけば終了です。
スポーツクラブなどで水風呂があると簡単にできますね。
家のお風呂場でも大きめのバケツに水をいれてそこに足や腕を入れてあげればできます。
理屈としては毛細血管が温度変化によって収縮と拡張を繰り返してポンプのような役割をすることにより血流が改善されることがなにかしらの良い影響を及ぼしていると考えられます。
ちょっと前に書いた筋肉痛の原因の仮説の話では修復から回復の時に痛みが出るのでは?と書きましたが、そうするとこの場合痛みが早めに出ることになりそうな気もしますね…
ひょっとすると、回復過程では筋肉の隅々まで血液を送るために普段は閉じている毛細血管を広げていくときに痛みが出るのであって、この交代浴をすると毛細血管が自動的に開いて活性化されているので痛みが出ないという仮説も立てられるかもしれません。
どうなんでしょうね。まぁ、理屈が通らない部分もありますが効果があることだけは確かです。
ちなみにこれは足のむくみやシモヤケにもすごく効果があります。
もう一つの方法は次回に
つづく

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