品格
昨日は会社の宴会で近所の温泉街のホテルに行きました。
飲んだくれて愚痴大会になるような宴会には普段はあまり参加しないのですが友人が幹事だったこともあり参加することに。
宴会自体は色々な話が聞けたのでそれなり楽しかったですが泊まったホテルは×でした。
そもそもその温泉街はいかにも廃れた感じの雰囲気がぷんぷん漂っていて少なくとも個人では絶対に行きたくない雰囲気。
建物の外装もかなりくたびれている。
でも、それよりもホテルの女中さんのサービスが最低だった。
とにかく図々しい(笑)
例えば部屋に入るとき、ノックは一応するけどこちらが返事する頃にはもう部屋にズカズカ入ってきてお構いなしに自分の仕事をやって去っていく。
夕食は座敷に小さいテーブルを置いて会席料理という典型的なものだったが、この時もおもむろに前にやってきて何も言わず黙々と目の前の空いた皿をどんどんと片付けていく。
もう何をするにも自分の与えられた仕事をこなすことが全て、客の都合など見向きもしないという感じなのです。
その態度にはステータスも感じないし感動もありませんし、居心地の良さもありません。
ただただ、あまりの品格のなさに呆れるのみでした。
酔っぱらった下品なおっさんの相手ばかりしてたからこうなってしまったのか?
僕はそうは思いません。
毅然とした態度で品格を漂わす。そうすれば客の方もそれを感じて態度が変わるはずです。これは客に媚びた接客をし続けた結果なのではないでしょうか?
「客の手の中でおどるな!」
猪木の言葉が浮かんできた一夜でした。
自分も同じような経験があります。お茶を入れてくれたとき、きゅうすの底が料理に触ってました。
料理の底に触ってるっていうのもなかなかスゴイですね...
その時のお気持ちお察しします。