2軸走法!?上半身で走る?
今朝も1時間2軸走法練習しました。
途中から小雨が降ってきてちょっと寒かっただですがレースでは雨が降ろうが走るので気にしていては始まりません。さすがに土砂降りだとちょっと考えますけどね(笑)
今日の練習では前回よりも接地時間を短くすることを意識しようと思っていましたが…意識すると自然な動きがどうもできません。
やはりここは前に書いたように
「走ることを考えずに走る」
に徹して「出来るだけ脱力!」ということに意識を集中するように方針変更。
特に肩周辺のリラックスを強く意識してみました。
そうすると前にも書いたとおりやはり股関節周辺の動きがスムーズになります。
逆に意識して腕を振ろうとして肩周辺に力がはいるとどうも走りのタイミングがうまく合いません。
足とのタイミングを合わせようと思ってもどうも走りにくい。
これは僕の運動神経が単に鈍いだけ(笑)というのも一つの理由かもしれないですが色々考えなくても体が勝手に調節してくれるならそれに任せる方が得策ですよね。
昔は腕を強く後ろに引けと指導されました。
走るのに上半身ももっと利用しろと。
上半身を利用する=腕を頑張って振ること
というイメージが自分の中にできあがっていたようです。
でも、今は腕を振る意識はゼロです。外からみても腕の振りは小さいと思います。
でも前よりも明らかに楽に速く走れてます。
一周700~800mぐらいのコースを2日前よりも10秒ほど速いペースで走っていますが息が特に切れることもなく足に疲労を感じることもありません。昔の走りでも走れないことはないペースですが苦しさが違います。
そして何よりも上半身を使って走るということの本当の意味が分かってきました。
速い人はよく背中が疲れるというのですがその感覚が前はよく分かりませんでした。
でも今ならそれが分かるような気がします。
この2軸走法で走っていると背中、正確には脊柱起立筋群が疲労してくるのです。足よりもこちらの方に疲れを感じるぐらいです。前に書いた姿勢の維持で疲れてくるんでしょうね。
これこそが本当の意味で上半身を使っている、つまり上半身の体重をうまく利用して走ている証拠なのではないかと思います。
上半身についてまとめると
・腕は振らない(※固定するのではなく自然な動きに任せる)
・肩・腕は脱力
・姿勢の維持に気を遣う=背中が疲れる
という感じですね。
あ、これはあくまでも中・長距離の話です。
短距離はすこし話が変わってくるでしょう。
本質の部分は同じだと思いますが求めるものが違いますからね…
そういえば今の小・中学校ではどう教えているのかなぁ…
昔のままだったりして…
ということは
長く、早く走る為には背中の筋肉を鍛える必要がある。
という事ですか~
う~ん、ちょっと違うかな?
背中を使うように走ることをマスターするのが先ですね。
そうすれば勝手に背中の筋肉は鍛えられますから。
筋トレするかしないかはその後の問題ですね。