2軸走法!?のつづきのつづき

最近は2軸走法を来月のロタトライアスロンまでにマスターすべく走り込んでます。
昨晩も近所のため池を1時間ほど走ってみましたが楽にスピードが出る感じはします。
しかし、どうもふくらはぎの腓腹筋・ひらめ筋を使っている感じがする。
特に地面を蹴っている意識はないので使っていないはずなんですけどねぇ。
無意識に力を入れているのか足の接地時間が長すぎるのか?
次回の練習時の課題ですね。
さて、前回は腰周辺の故障の原因になりそうと書きましたがその理由は骨盤を極端に前傾させるからです。
体の構造上骨盤を前傾させると腰椎が前湾します。簡単に言うと弓なりになった姿勢ですね。
この姿勢で長時間走るということは腰椎の下部と腰仙関節にかなりの負荷をかけることになるのです。
よくマラソンなどで黒人ランナーはかなり骨盤を前傾し腰を反らした姿勢で走っていますね。
あちらの人達は実は骨格がそういう風にできているのです。つまり普通の日本人より骨盤を前傾させた状態が自然となるような骨の形をしています。
狩猟民族、走り回ることが必須の生活環境に体が適応した結果だと考えられます。
そういう意味でもこの腰を反らせた姿勢は速く走るには重要な姿勢だと考えられます。
一方の日本人は農耕民族で走る必要はないこともあってか骨盤の前傾がそれほど大きくありません。立つことに重点を置いた姿勢といえるかもしれませんね。
ということで、日本人が狩猟民族系の走りを真似ようとするとどうしも無理をして腰を反らす必要がでてきます。
そして、そうした無理は腰回りの筋肉の疲労、さらには腰椎すべり症や分離症の原因にもなりかねません。
ただ、自分自身が走った感じではむりやり骨盤を限界一杯まで前傾させなくても適度な重心位置がとれるもっと楽な姿勢があるように感じます。
早いランナーでも黒人ほど骨盤を前傾させていない人もいるわけですからね。
そのよいポジションを早く見つけないと無理をした状態で練習を続けるのは良くなさそうです。
走り込む前にまずは良いポジションをといいたいところですが、それは走り込まないと見えてこないことのような気もします。
鶏が先か卵が先かですね。
あ、この場合は故障が先かも付け加えないとダメかも。
何はともあれ、自分の腰周辺の状態に注意しながら練習していった方がよさそうです。

\ 最新情報をチェック /