骨盤のお話~其の十一 骨盤の前傾と姿勢2

前回は背骨にもたれかかるクセがあるから平背になりやすいと書きました。
その話を少ししましょう。
脊柱は後ろに反りすぎないように前縦靱帯という強力な靱帯と椎骨にあるストッパー形状(棘突起など)で保護されています。
これは言い換えると筋力を使わなくてもある限度以上は反らないということです。
本来脊柱のS字カーブはバランスをうまく取れば筋力をそれほど使わなくても体重をささえられますが長時間同じ姿勢ではやはり疲れてきます。
kotuban-11.gifその時に右の図のようにお腹を突き出し、上半身の重心を後ろ寄りに移動すると脊柱(特に腰椎付近)の反りが大きくなり靱帯と椎骨のストッパーが働く領域までいきます。
そうすると脊柱(特に腰椎付近)にもたれかかる形で上半身を支えることが出来ます。
これって骨盤の前傾が強い人がやると腰周辺が結構です(笑)
胸を張って背筋も伸びているように見えるので見た目も悪くありません
ただし、その舞台裏では不自然な姿勢で何とか2本足で立とうと首・肩周辺太腿前面の筋肉などが密かに頑張っているわけです。
施術としては骨盤が適切な位置になるように腰周辺の筋肉の調整と脊柱の柔軟性の回復(伸ばされっぱなしの胸椎の可動が悪くなっている)を行っていくと徐々に姿勢が改善されていきます。
そうして首・肩周りのストレスや骨盤周辺のストレスが緩和されていくわけです。
愛知県岡崎市の隠れ家整体サロン
理楽整体 fRee(フリー)
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