膝の痛みを考えよう~ヒザの外側が痛い2
さて、ヒザの外側の痛みのつづき。
直接的には擦れることが原因ですが腸脛靱帯に負担がかかる原因は2つ挙げられます。
1.腸脛靱帯の両端部の筋肉の問題
2.走り方、体重のかけ方のクセ
一つ目の筋肉の問題ですが、具体的に腰側は大腿筋膜張筋や大臀筋、ヒザ側は前脛骨筋や長腓骨筋となります。これらの筋肉を調整(弛めたり活性化させたり)してあげると症状が楽になります。
日頃のケアとしてはこれらの筋肉のストレッチなどが有効です。
二つ目ですが、O脚の人や足の外側(小指側)に体重をかけるクセのある人の場合、どうしてもヒザに横方向にずらす力が働きます。この横にずらす力を受けているのが腸脛靱帯になるわけです。
この負担を少しでも減らすためには立つときや走るときにはももの内側を軽く締めるような意識をもつことが重要です。
ヒザの左右どちらにも負担がかからない位置を自分で探してみてください。
骨だけで立つ感覚を見つけることが出来ればそれがベストです。
それと足ウラの体重のかかり方をすこし親指の付け根側にもってくるように意識します。
どちらもやり過ぎると今度はヒザの内側に負担がかかるのでご注意を。
クセを直すことがなによりも根本的な解決になります。
施術とクセの矯正の双方、それと練習量を減らすこと、この組み合わせで改善を目指していくことになります。
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