奇術師と整体師どちらもエンターテイナー!?
前回、視点の話話題で思い出した話を少し。
実は大学に入学したとき最初は奇術研究会というところに入部しました。
鳥人間と出会ってなかったらきっとこちらにはまっていたでしょう。
結局2ヶ月弱在籍していただけでしたがかなり面白かったです。
その2ヶ月間でやっていたことはず~っとトランプマジックの練習です。4つぐらい教えてもらいました。いまでは一つをのぞいてやり方をすっかり忘れてしまいましたが...
この奇術研究会で教わったことの一つが視点のコントロールです。
観客の視点(注意力)をマジックのネタとはまったく関係の無いところに持っていく。
そして観客がどうでもいいところに注意している間に悠々と自分のマジックの準備をする。
そしてその方法は、話術と何気ない仕草(ボディーランゲージ)。
これに関しては簡単なことしか教わりませんでしたが若かりし日の僕は「なるほど!」と感心したものでした。
で、その時に奇術師の三原則というものも教わりました。
1.やる前にどんなことをするかは言わない
2.同じ事を二度しない
3.タネは明かさない
これがエンターテイナーとして観客にマジックを楽しんでもらう為に守るべき事だそうです。
1.は当然ですよね。結末を知っている話ほどつまらないものはないですから。
2.は二回目は感動が少ないし見る人も慣れて視点が広がるのでネタがばれやすい。
3.はタネを明かした時点で観客の興味が無くなりますよね。
興味を持ってもらうには全てを明かさない方がいいのです。
これらは整体師にも通じるところが...あんまり無いですね(笑)
でも、整体師には整体師のための別の三原則がきっとあるのでしょう。
それは自分でやっていくうちに分かってくるものなのかもしれません。
さて、
奇術を見た人がその不思議さに驚く
施術を受けた人がその効果に驚く
よ~く考えると、どちらも人に驚きと感動を与える仕事ですね。
そういう意味では整体師もエンターテイナー!
そう、
「健康と元気のエンターテイナー」
ですよ!