力に頼ってるなぁ...
昨日はアイアンマンの距離を走っておこうということで岡崎から恵那まで往復180km走ってきました。
快晴で自転車日和...を通り越して暑いぐらい。途中の温度表示では28℃(!)という所もありました。
今回はウチのコーチの計らいで日本トライアスロン界のロングディスタンストップ選手の谷新吾選手と一緒に走りました!
アイアンマンハワイでも常に日本人トップの成績を残している現役バリバリのプロです。
レース会場で何度か見たことはあったのですが実際会ってみると小柄で細い!
腕も足も筋肉が必要最小限付いている、というか体幹はついていて末端は細いという感じです。
自転車にのっているというと競輪をイメージしてか多くの人が発達した大腿四頭筋をイメージしますが谷選手はここが全く発達していません。僕の方が太いぐらいです。
谷選手は「最近調子が悪いからゆっくり走ろう」と言っていたのですが、予想通り(?)基本スピードが違う!
千切れないように着いていくだけで大変。登りもシッティングのままでぐんぐん登っていきます。
あのペースであの時間走れるということは間違いなく大腿四頭筋ではなくて体幹と大臀筋やハムストリングをうまく使って体重をペダルに乗せる技術がうまいのだと思いました。
最近、平地ではだいぶその感覚がつかめてきたと思うのですが登りになるとついつい力に頼り大腿四頭筋を使ってしまいます。だから登りは短い距離ならいけるけど距離が長くなるととたんにペースが落ちてしまう。
今回はその課題を再認識しました。
今の課題はとにかく筋力を使わずに泳ぎペダリングし走ること。どう見ても余計な筋肉が付き過ぎです。ビジュアル的には速そうだけど力に頼っている証拠。
これから加齢によりどんどんと筋力は落ちていく中、力で勝負より技で勝負できるように自分を変えていかないと。
谷選手をみて改めてそう思いました。
昨日は裏話も色々聞けたし本当に得るものの多かった練習でした。