ピアノとサックスの姿勢

昨日は後輩に誘われ柄にもなくライブにいってきた。
それもピアノとサックスだけの小さなライブ。
身近な友人達だけという感じのアットホームな雰囲気の中、ライブならではの臨場感を味わいながら楽しい時間を過ごせました。
また、普段楽器の音(特にサックス)を間近で生で聞くという機会もそうそうないので新鮮さもかなり大きかったです。
たまにはこういうのもいいですね。
自分の感性への投資というやつでしょうか?
でも、ついつい演奏者のからだの使い方に目がいくのは職業病でしょうかねぇ(笑)
ピアノもサックスもどちらも全身を使って楽器を演奏しているのですが...あまりカラダに優しい姿勢ではないですね。
サックスの演奏姿を真面目に観察したのは初めてでしたが、左右のアンバランスさが気になりました。
楽器の形状の影響が大きいと思いますが右肩をさげ左肩を上げた姿勢なので背骨は側湾し、骨盤も歪んでいると思います。演奏時も肩を上げる動作が多く肩こりで悩まされそうな姿勢に感じました。
ピアノの方は二人の演奏者をみました。
片方は骨盤が前傾し背筋が伸びていて首から肩にかけての負担がすくなそうな姿勢でしたがもう一人はかなりの猫背で顔を突き出した姿勢。肩こり・頭痛に悩まされそうな姿勢でした。
実は、こちらの人は患者さんで肩こりと頭痛に悩まされている方なのですが今日始めて演奏姿を見て納得がいきました。
ただ、長年その姿勢で演奏してきているのでそれを変えるのはなかなか大変そうです。
どう説明して意識を変えていってもらおうか...
な~んてことを考えていると音楽家のからだの悩みってどういうのがあるのか興味がわいてきました。
きっと肩こり・腰痛で悩んでいる人が沢山いそうな気がする...

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