ヒザの痛みを考えよう~ヒザの外側が痛い
さて、ヒザの痛みシリーズ第一回はまずヒザの外側の痛み。
これはランニングによってよく起こる症状で腸脛(ちょうけい)靱帯炎と診断されます。
腸脛靱帯というのはヒザ関節から腰まで太ももの外側を通っている長い靱帯のことです。
ランナーに多いので「ランナー膝」とも言われることもあり、O脚気味の人や、足の外側に体重をかけるクセのある人が発症するすることが多いようです。
かくいう私もなったことが多々あります。
最初はある一定時間以上走ると痛んできます。あと、階段を降りるときや下り坂のときも痛みを感じます。痛いのに無理して練習を続けると最後には歩いても痛くなってきます。
発症するとなかなかやっかいな症状です。
直接的な原因は腸脛靱帯と大腿骨の摩擦による炎症です。
もともと腸脛靱帯は膝を曲げ伸ばしすると大腿骨と擦れる構造になっています。
通常ではそれでも問題ないのですが、O脚だったり足の外側に体重をかけるクセのある人は腸脛靱帯の負担が大きい=靱帯の緊張が強くなります。
この状態で長い時間膝を曲げ伸ばしする(つまり走ることですね)と靱帯と大腿骨の摩擦が普通の状態よりも大きくなり炎症を起こしてしまうというわけです。
痛みが出た直後はアイシングで冷やしてあげます。
その後は普通だと痛み止めを飲んだり湿布を貼ったりといったところです。
また、練習量も減らしてあげます、というか痛くてそんなに走れない。
でも、経験上大人しくしていてもなかなか治りが悪いです。
なので、これは単純に使いすぎが問題ではないのではないかと思うようになりました。
では続きは次回に。
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