わずかな差はおおきな差?

Brake.jpg少し前に自転車のブレーキシューを交換しました。
ブレーキシューっていうのはブレーキをかけたときにホイールに押しつけられるゴムっぽい部品でブレーキの効き具合に大きな影響を及ぼす部品です。
去年からレース用にカーボン製のホイールを導入したのですがブレーキの効きがイマイチでした。
理由は分かっていて、そのブレーキシューがアルミホイール用のものだったからです。ただ、トライアスロンでは峠を攻めるわけでもなくイーブンペースで巡航する事がほとんどなのでそのままでもいいかなと思っていたのですが...
4月の石垣島で雨の中アップダウンのあるコースを走ったときにちょっと怖い思いをしたのでやっぱり専用品に交換しようと思い立ちました。
で、交換してみるとやっぱり専用品は違う。ブレーキング時の安心感がだいぶ変わりました。
とはいえこの違い、普通の人にはあまり分からないかもしれません。
でも、そのわずかな差がギリギリの状態でのブレーキング時には大きな差になって現れてくるのです。
そう、同じようなものでもわずかな違いで結果が大きく変わってくるものなんですよね。
これはどんなことにも当てはまると思います。
もちろん、整体の技術にも。
例えば一見同じように見えても力をかける方向のわずかな違いで効く・効かないの差がでてきます。
そのわずかな差がわかる「違いの分かる人」になるには...
骨格・筋肉の構造、今やっていることが何を目的としているのか、ということを理解するのはもちろんのこともう一つ大事なことがあります。
それは、出来る人をしっかりと「見る」ということだと思います。
でもここでも何処を見るかという視点のちょっとした差でおおきな差がついてしまう...
何処を見るのか?
一つ言えることは誰もが見るような所を見ていてはダメだということです。
だってもしそれで良かったら誰でも簡単に真似できるはずですものね。
師匠のブログのタイトルの通り
「ナナメな視点」
が必要なのです!

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